結婚式自作ムービーで注意する4つのポイント【基本編】

結婚式・披露宴の映像演出を自作される方が非常に増えています。

映像編集ソフトが簡単に手に入るようになり随分と動画編集が身近になりました。編集自体は簡単になりましたが、自作は編集だけではありません。

気を付けなければいけないポイントを知らぬまま編集を始めてしまい、上映する際にサイズが違っていたり、文字が切れていたり、再生できなかったり、といったトラブルが続出しています。

  1. 画面比率に気を付ける
  2. 画面の四隅は映らない?
  3. エフェクトはあまり使わない
  4. 文字のフォントにこだわろう
クリエイター
クリエイター
気付いた時にはもう遅い!なんてことにならないよう、編集前に注意するポイントを抑えておこう

画面比率に気を付ける

画面サイズって何?

4:3か16:9か。上映時の画面サイズのことです。。


「画面比率って何?」という方、非常に重要な設定ですので(自作する場合、友達に頼む場合、業者発注する場合、全てにおいて)必ず制作前に式場にご確認ください。

上映会場のスクリーンでDVD上映する場合は、下記2つの映像サイズとなります。

  • 4:3(四角い画面)
  • 16:9(ワイド画面)
式場には「映像の上映サイズって4:3ですか?16:9ですか?」と聞いてください。「どちらでも大丈夫です」と言われた場合は「どちらの方がよく見えますか」と確認しましょう。

画面比率を確認せず勝手に作ってしまい上手く上映できなかったというトラブルが非常に多いです。

クリエイター
クリエイター
完成後に比率が間違えていた場合は自作の場合でも業者発注の場合でも大変な作業になってしまいます。

画面比率と画面サイズの違い

画面サイズ設定と画面比率は違います。

画面比率は縦横比のことです。画面サイズは単純に画面の大きさの設定です。詳しくは動画の適正画面サイズ設定をご覧ください。

◉DVD納品
最終的にDVDにする場合は、HD画質で作業しても最終的にはDVD画質に圧縮されてしまうので、HD画質にこだわる必要はありません。

◉Blu-ray納品
お持ちのパソコンのスペックに余裕があり、最終的にBlu-rayにする場合は1920pix×1080pixで作業しても良いと思います。

画面の四隅は映らない?

編集している時の編集画面と実際に上映される画面は違います。

編集画面の周囲10%程度は実際の上映時に映りません。画面の隅に文字や人物を配置してしまうと、上映する時に映りません。

厄介なのは編集中の画面では全て表示されるということです。このような事態を防ぐ為にも、必ず編集時には「TVセーフティーフレーム」の表示をONにして作業しましょう。

自作DVD文字の位置

エフェクトはあまり使わない

自作の方の多くが陥いるエフェクトの多用はNGです。

編集ソフトに付属しているエフェクトは、簡単に見栄えを変えれるので、使いたくなる気持ちは分かりますが、エフェクトを多用すればするほどごちゃごちゃ感が増し、見辛い映像になってしまいます。

映像編集で気をつけるポイント

せっかく作った映像もゲストへの配慮が欠けて内容が入ってこないということになってしまいます。エフェクトを使わなくても素材と構成がしっかりしていれば見栄えある映像は作れますので、エフェクトに頼って映像のクオリティーを落とさないように気をつけましょう。

文字のフォントにこだわろう

文字のデザインやフォントにこだわると映像のクオリティーが上がります。

クリエイター
クリエイター
オシャレな無料フォントもネットを探せばたくさんありますので探してみてください。
プロフィールビデオムービーコメント

文字の周りにフチを付けると全体的にテレビっぽい雰囲気になりますし、縁を無くせば落ち着いたドキュメンタリー風映像になります。映像業者のクオリティーを比較する時に文字回りに注目するのもポイントです。