撮影時に気をつける5つのポイント

結婚式のプロフィールムービーを自作する時や、結婚する友達にメッセージビデオを送る場合に動画を撮影する機会があると思います。

新婦
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撮影なんて録画ボタン押すだけでしょ?

映像編集に使用する動画は主軸の素材となります。「とりあえずたくさん撮って編集でなんとかすればいいや」ではなく、撮影前段階で気をつけると後々の編集も楽になり時短にもなります。

  1. 映像にのりしろを作る
  2. カメラを動かさない
  3. スマホで取る場合はカメラは横向き
  4. 関係のない素材も撮る
  5. カチンコを入れる

既に撮影してしまった場合は次に撮影する場合の参考までに覚えておきましょう。

映像にのりしろを作る

のりしろって何?

のりしろとは、撮影開始と終了の前後に3秒程度余分に撮影することです。


メッセージビデオの撮影時は「キューを出してから2~3秒数えてから話し始めて」というだけでOKです。指示がないと録画ボタンを押す前に話し始めてしまい、編集する時に映像や音声がプツプツと途切れた状態になってしまいます。

編集を考慮し『のりしろ』を撮影することでフェードイン・アウトやオーバーラップのエフェクト処理がしやすくなります。
クリエイター
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のりしろを撮影するとしないとでは編集の効率、完成度が大きく変わります。

カメラを動かさない

映像に素人っぽさが出るのはカメラの動きといっても過言ではありません。カメラを動かさなくするだけでクオリティーの高い映像になります。

ココがポイント

カメラを動かす(パーン)場合は、ゆっくりと動かし、動かした先で数秒間カメラを止めましょう。

よくある見辛い映像の代表例は、人物を追いかけたり、ズームしたり、他の人を探したり、またズームしたり、と画面が終始動き続けている映像です。

スマホで取る場合はカメラは横向き

映像の画面は横長です。画面比率が4:3の場合も16:9の場合も同様です。

ココがポイント

スマホで映像を撮影する場合は必ず横向きで撮影しましょう。

縦向きで撮影してしまうと、上映サイズに対して小さく表示されてしまいます。友達に撮影してもらう場合、事前に伝えていないと縦向きで撮影される方がほとんどです。

クリエイター
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縦向きで撮影してしまうと上映した時に小さく表示されてしまいます。

関係のない素材も撮る

『素材撮り』と言います。編集で困った時に使用できる(間をつなぐ、雰囲気を変える、プロっぽさを出す)便利な素材になります。例えば、青空の映像だったり、人が歩いている町の映像、信号機のアップや花のアップだったり、インサートカットとして使用できるので撮影しておくと便利です。

クリエイター
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人物撮影の場合は、その人物のパーツ(指先、口元、手足など)のアップを撮影しておいても良いです。

カチンコを入れる

カチンコとは、映画で見かけるシーンナンバーの書いてある白黒のボードのことです。
撮影者と編集者が同じ人であれば不要ですが、編集が得意な友達に頼む場合、業者に依頼する場合、カチンコ表示があると編集側の負担が軽減されます。

クリエイター
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カチンコを撮影する意味としては、この素材が何の素材か後で迷わないようにするためです。