プロフィールムービーの構成に重要な7つのポイント
プロフィールビデオは構成が大事です。
どんなに凝った映像を作っても構成がしっかりしていないと「見ていてつまらない」「なぜか感動しない」「途中で飽きてしまった」といった仕上がりになってしまうのがムービー演出です。
そうならないためにも押さえておくべきプロフィールムービーの構成に重要な7つのポイントをご紹介します。
- タイトル
- プロローグ
- 当日参加のゲストと自分が写っている写真を使う
- コメントの書き方
- ストーリー
- プロポーズの言葉
- 最後の締めのコメント
1.タイトル
映像の冒頭にタイトルを付けましょう。
プロフィールビデオの始まり方は本と同じです。タイトルがあって目次があり、本編が始まります。
- 例:Masao&Yuki Wedding Party
- 例:Hiroshi&Miki History Movie
2.プロローグ
タイトルの直後から生い立ちをスタートさせても良いのですが、その前に簡単なストーリーを構成すると映像に膨らみが出ます。
例えば、両親の結婚式の写真を表示し「○○年父○○母○○結婚」「新郎○○の物語はここから始まる」と表示すれば、新郎パートにつながる「ストーリー」が追加されます。
分かりやすく言えば、映画スターウォーズの冒頭部分「遠い昔、遥か彼方の銀河系で..」の部分のことを指します。
読ませる文字の構成でそれ以降はその世界観で映像が構成されれます。写真に制限があるテンプレート映像業者の場合でも文字を表示するのは無料でやってくれるはずですので、是非試してみてください。
3.当日参加のゲストと自分が写っている写真を使う
学生時代の友達なら当時の写真を、会社の同僚なら入社時の写真を、なるべく「懐かしさ」がある出会った当時のゲストと自分が一緒に写っている集合写真を使った方が盛り上がります。
新郎パート/新婦パートの写真選びをする時、あまりエピソードのない写真(被写体が自分のみ・写真から瞬時に文章が思いつかない)は少なめの方が演出として○です。
4.コメントの書き方
同じ写真と音楽を使用してもコメントの書き方一つで感動的な映像にもなれば笑える映像にもなります。コメントの入れ方を失敗すると駄作にもなりかねません。映像演出に締めるコメントの重要度は高いです。
写真への思い入れが強く長文を表示したり、見れば分かるコメントの羅列は演出として×です。
- 悪い例:「高校入学式」→「文化祭」→「野球部」→「卒業式」
- 良い例:「入学式の写真に写っている山田君のおかげで今の仕事に興味が出た」
何も考えずにコメントを考えると多くの方が「写真のタイトル」をつけています。THEスライドショーになってしまう原因です。
見えない部分を表現する
当日映像を見るゲストにとっては、新郎新婦が出会ってからのストーリーはある程度知っている場合が多いです。
例:付き合うきっかけになった飲み会の写真
ゲスト視点→あの時がキッカケか!えっそんな前から付き合ってたの?
例:2人が欠かさずやっている習慣
ゲスト視点→そんなことやってんだ!だから相性がいいのかぁ。
例:実はこの旅行の時には既に付き合っていました
ゲスト視点→マジ?あの時恋人募集中って言ってたじゃん!やられた!
例:新郎が結婚を考え始めたのはこの頃からでした
ゲスト視点→私と会った時はもう結婚を決めてたんだ~
もし、エピソードが無い写真で構成するなら、一枚一枚にコメントを表示するのではなく、写真を短い間隔で並べ「二人で過ごしたかけがえのない時間」とコメント表示するだけでも十分伝わります。
- 悪い例:場所だけ「京都旅行」「北海道でパチリ」「二人で行ったハワイ」
- 悪い例:説明だけ「イヌに驚く太郎」「食べ過ぎた花子」「ヘトヘトな二人」
後編ではより具体的に構成の作り方をお伝えします。この部分が構成できているかによって映像の良し悪しに影響します。意外と見落としがちなポイントですので要チェックです。