感動的なプロフィールムービーの作る4つのコツ

写真の羅列のスライドショーでもよいですが、ちょっとしたポイントを抑えるだけで、より感動的なプロフィールビデオが作れます。

写真の選び方やコメントの書き方に注意しながら、映像の構成に注意してクオリティーを上げていきましょう。

  1. プロポーズのシーンを入れる
  2. 二人パートを充実させる
  3. 映像を使う
  4. 全体にストーリーをつける

プロポーズのシーンを入れる

二人パートの後半にプロポーズシーンを入れましょう。

一番大事なイベントを共有し、映像を見ている方はより感情移入できます。写真や言葉を使って少し演出を加えられると尚良い映像になります。

プロフィールビデオムービー自作

プロポーズした場所の風景写真、プロポーズされた時に貰った物、人物が写っていない方が見ている方がそれぞれ想像できて盛り上がります。

新郎
新郎
プロポーズの時なんて写真撮ってないよ…

二人パートを充実させる

2人パートはツーショットの写真が続くので単調になりがちです。少し演出を加えましょう。

例えば、「二人がどうのように出会って結婚するに至ったか」はゲスト目線で非常に気になるところ。二人が出会った時の第一印象が時間が経過すると共にどのように変化したのか、という文字だけの掛け合いだけでもストーリーは成立します。

第一印象「愛想のない人だな…」

「でも本当は心が優しい人」

「影で努力する姿を見て感動した」

「相手の人を常に考えてくれる大切な人」

「一生一緒にいたいと思いました」

ココがポイント

写真からは見えない心情の変化を入れ込むと映像全体にストーリーが生まれ見ごたえのある映像になっていきます。

エピソードは十人十色です。何度もアタックしたエピソード、遠距離だった苦労を乗り越えたエピソード、ゲストが知らないい二人だけのエピソードを構成してみてください。

クリエイター
クリエイター
お二人が結婚式を迎えるまでの苦労や喜びをゲストも一緒に共感することができます。

映像を使う

写真だけの生い立ちムービーよりは、少しでも動画が入っている方がゲストが感情移入する度合いが大きくなります。

  • 自宅で写真を選んでいる様子
  • 手をつないで歩く日常

ちょっとした映像を入れ込むだけで、まるでPVのような映像に仕上がります。

撮影の際に気をつけるポイント

全体にストーリーをつける

「ストーリーをつける」とは「フリ」「オチ」を加えることを言います。生い立ち紹介とは別に映像全体に軸となるストーリーを作ると感動的な映像になります。

クリエイター
クリエイター
簡単なようで難しいですが、一気にスライドショーが物語に変身します。

自作される多くのプロフィールビデオは、新郎パート→新婦パート→二人パートという基本構成で作られます。追加するとしても冒頭タイトルや、映像最後の挨拶文だけになりがちです。

プロフィールビデオムービー自作

  1. 冒頭タイトル(フリ)
  2. 新郎パート
  3. 新婦パート
  4. 二人パート
  5. 最後の挨拶文(オチ)

そこに「フリ」と「オチ」を加えることで映像全体にストーリーが生まれ、見応えある映像になります。方法は様々ですが、具体例をあげると以下のような演出のことを言います。

映像にストーリーをつける具体例1

  • 冒頭:突如画面に現れる数字「10585」
  • 新郎新婦パート:画面にたまに表示される数字「6570」
  • 二人パート:たまに表示される数字「508」
  • 最後:数字が「0」
◉オチ
新郎新婦が出会った日から結婚式までの日付カウントダウン。そしてなぜかまた増え始める数字。「二人の新しい人生が今日から始まります」とコメント表示。

映像にストーリーをつける具体例2

  • 冒頭:写真がないフォトフレームを表示
  • 新郎新婦二人パート:通常通り作成
  • 最後:写真がなかったフォトフレームに、婚姻届提出時の写真を二人でフォトフレームに入れるシーンを動画撮影。「これからも数えきれないほどの写真をアルバムに残していこうね」とコメント表示
◉オチ
million films/コブクロの歌詞を映像化

テレビドラマでも1話1話のストーリーとは別にシリーズを通してのストーリーがあることが多いです。

クリエイター
クリエイター
全体的なストーリーを作ると見ごたえある映像になります。

写真選びやコメントだけでもストーリーは作れる

ちょっとしたアイデア次第で映像が劇的に変わります。可能な限りいろいろな映像を見て面白い演出方法を探してみましょう。

映像業者によっては、演出面の相談に乗ってくれる会社もあります。注文しないにしても一度来店相談してみるのも手かもしれません。

クリエイター
クリエイター
ただの写真の羅列のプロフィールビデオでも構いませんが、せっかく作るのであれば、こうした演出部分にこだわりたいものです。