結婚式に興味がないカップルが増えているそうです。
結婚するカップル自体減っているのにこれでは増々ブライダル業界が冷え込んでしまいます。
因にそのブライダル業界の中でも一番冷え込んでいるのが弊社レッドアトレが属する映像業界だそうです。オワタ…┌(_д_┐)┐
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テンプレート化しすぎてる結婚式に飽き飽き!?
結婚情報誌ゼクシィによると、結婚式に興味がない理由として「テンプレート化され過ぎている」「ワクワクしない」という意見が多いようです。
- いつも同じ声色の女性司会者のトーク
- 新郎新婦の上司の長い挨拶
- 乾杯挨拶(このどちらかで袋の話)
- 友達の結婚式でも見た既視感のある生い立ち映像
- ケーキ入刀→ファーストバイトというお決まりコース
- 学園祭の延長のような余興演出
- サプライズは歌かダンス(いまだにフラッシュモブ?)
- 花嫁から両親への涙々の手紙朗読
- 式中の映像をエンディングで流す撮って出しエンドロール
- ゲスト全員をプチギフトを持ってお出迎え
有無を言わさず結婚式の当たり前の「型」になっています。
そのテンプレートに数百万を払う価値があるのか、はたまた結婚式は「そういうもの」だと思って実施するのか。
これだけ選択肢が多くなった現代において、ブライダル業界は一切の変化が見受けられません。
挙式スタイルは2極化
- THE結婚式
- 自分たちらしさ全面の挙式
「親族(上司)が来るから失礼があってならない」と昔ならではの『THE結婚式』を挙げるカップルと、「どこ行っても同じような演出の結婚式には飽き飽き」「ゲストに楽しんでもらえるような自分たちの色を出したい」というカップルの二極化が進んでいます。
THEテンプレート結婚式
結婚式は格式高く、式場は必ずこの式場・このホテルで、と決めてらっしゃる方もいます。
むしろ「THE結婚式を挙げたい」というカップルもいます。現時点ではそちらの方が多いかもしれません。しかし、今後は時代の流れに伴いTHE結婚式は減っていくと思われます。
変わった結婚式をしたい!テンプレは嫌派
挙式は昔ながらの厳かな内容にして、披露宴は自分たちの色を出したい。そんなカップルが増えています。
人気の式場は皆が集まります。新しい演出スタイルが出ればこぞって皆が真似をします。しかしながら、すぐそれも行き渡ってしまいます。
先手を打ったカップルならまだしも、時間の経過と共に演出内容も予算も大体の相場が分かってしまいます。
某日某結婚式に集まった地元の友人たちは何度もこの定番式場を訪れているようで、みんな大体の予算感を知っていたようです。
「みんなテンプレだからこそ、細かいところで予算の差がばっちりわかっちゃうんだよね、結婚式って……。シーズンになると知り合いの結婚式の様子がFacebookで毎週末流れてきて、その中にはめっちゃ豪華なのもある。とりあえず、いいね!はしても、みんなもう飽きちゃってると思うよ。同じことの繰り返しでつまんないし。」
変わった演出をしようにもすぐ真似される。予想の範囲を越えない。ブライダル業界はこの繰り返しです。
一大ムーブメントを起こしたオープニングムービー
AMOさんのオープニングムービー『開演前のお願い』は、一時流行りに流行りまくって、他社もこぞって真似して一大ムーブメントになりました。この時ばかりは弊社にもこの方向性で違うのを作って欲しいといった依頼もあったほどです。
変わった結婚式って?
最近増えているのはインスタ映え結婚式です。
インスタ映えしそうな結婚式場や、企画、演出が人気です。
インスタ映えする結婚式にお金を掛けるカップルが増えています。
お金かければいろいろできるけど、そんなに予算を割けません。
変わったことしたいけど、アイデアが出てこない。
さらには、自分で演出を持ち込んだり、自作したりすると式場から持ち込み手数料を取られてしまう。
それゆえ、現状は決められた範囲内で予算をかけて自分たちの色を出すしかない状況です。
結局、新しいものを作ることは非常にハードルが高く、既にあるもの、誰かがやった真似になってしまうため、一生に一度の結婚式はテンプレート化しているのです。
プランナーに相談すれば解決するのか?
- 自分たちらしいオリジナル結婚式をしたかったらプランナーに相談するのが正解?
- 半分正解で半分不正解です。
自分たちらしい結婚式を挙げたいなら式場選びが大事!
多くのカップルが結婚式を挙げる時に、式場を最優先に選びます。その後、担当のウエディングプランナーが付き、長きに渡って当日まで打ち合わせをしていきます。
式場を選ぶポイントは、
- 雰囲気
- アクセスの利便さ
- 食事
- 値段
この辺りを基準に選ばれる方がほとんどでしょう。
この点を確認せず式場を選んでしまい、後々悔しい思いをしたカップルをたくさん見てきました。
持ち込み手数料ってなんぞ?
本当に『なんぞ?』です。
例えば、プロフィールムービー。
式場で販売しているプロフィールムービーではなく、外部業者に発注したり、自作して持ち込んだ場合は、持ち込み手数料なる料金を徴収する式場があります。
よくあるのは「式場の映像演出どれか一つ頼めば持ち込み手数料を無料」になったり、「自作映像を持ち込む場合はプロジェクター使用料金が有料」と姑息な手段でお金を徴収されます。
持ち込み手数料の設定は式場によって異なります。価格も大きく変わります。
「何かやりたい!」とその式場の型からはみ出す場合は全て費用が発生します。
契約前に「持ち込み手数料はかかりますか?」と確認すると、担当プランナーも契約を取りたいので持ち込み手数料をなしにしてくれる場合もあります。
持ち込み企画の許否ってなんぞ?
「やりたい企画がある!」と式場に相談しても、それが式場の許容範囲外であればできません。
簡単な例で言えば、料理です。こういうのはどこの会場でもNGでしょう。
NGにする式場もあります。または、持ち込み手数料を徴収する式場もあります。もちろん歓迎してくれる式場もあります。
持ち込み企画具体例
- 挙式をキリスト教式ではなく、人前式にしたいので外部から司会者を呼びたい
- よくある披露宴の女性司会者ではなく、芸人さんに司会進行をしてもらいたい
- 乾杯・スピーチは当日その場で誰にするか決める演出をしたい
- ケーキ入刀をナイフではなく◯◯でしたい
- 会場装花に果物や野菜を使いたい
- ムービー演出・ペーパーアイテム・全て自作して持ち込みたい
- プチギフトも自分たちらしさを出したいから持ち込みたい
例えばこのような提案を全て式場内で解決してくれる会場もあれば、持ち込み可にして要望を叶えてくれる場合もあれば、全てNGという式場もあります。
ウエディングプランナーは2種類いる
- 式場所属のウエディングプランナー
- フリーランスのウエディングプランナー
結婚するカップルのほとんどがお世話になるのが式場所属のプランナーです。
それとは別にこの世の中にはフリーランスのウエディングプランナーがいます。
どういう違いがあるのかと言うと、フリーランスウエディングプランナーは結婚式の会場選びから企画提案、当日のお世話まで、全てを担ってくれます。
例えば「浜辺て結婚式を挙げたい」「プロレスリングで結婚式をしたい」といった要望にも応えてくれるのがフリーのウエディングプランナーです。
とにかくこだわりが強い場合は式場を決める前に、フリーランスのウエディングプランナーに相談する方が要望が叶います。
一方で皆さんが必ず接するのが式場所属のウエディングプランナーです。契約した式場の結婚式に関する全ての相談に乗ってくれます。コンシェルジュのような存在です。
【まとめ】結婚式場の選び方
結婚式という範囲内で、自分たちらしさを出したいのであるならば、契約前に持ち込み手数料の有無、持ち込み企画の許否の確認が必須です。
会場自体から自分たちらしさを出したい、形にとらわれない演出をしたい場合は、自分たちの希望に叶うことをしてくれるフリーランスのウエディングプランナーを探しましょう。