プロフィールムービーのコメントの書き方6つのコツ
プロフィールビデオの写真に表示するコメントで抑えておくべきポイントがいくつかあります。婚礼のマナーであったり、ゲストへの配慮だったり、映像以外の内容もありますので、コメントを考える際に是非参考にしてください。
- 写真のタイトルをつけない
- 文字数は30文字以内に収める
- 全ての写真にコメントを付けなくてもOK
- ゲストへのお礼は何回もしない
- 文字は太めのフォントを選ぶ
- 記号や顔文字などは少なめに
写真のタイトルをつけない
プロフィールビデオを単調な映像にしてしまう一番の原因です。
写真のタイトルとは「高校卒業」「京都にて」「親戚の○○さんと」のような表題のことです。
写真から見えない情報をコメントに
「誰といた」「何をした」「何が起きた」「何を思った」といった状況説明(補足説明)だったり、メッセージ性がある文章だったり、「その裏で一体何が起きたのか?」「何を思ったのか?」という背景を知りたいものです。
例えば「小学校入学 人生で一番緊張した瞬間でした」と感想を書くだけでも写真から得られる情報が増えます。
文字数は30文字以内に収める
文章量が多過ぎると、文字を読むのに精一杯で映像の中身が入ってきません。また、文字によって人物が隠れてしまいます。
邪魔にならない文字数は2段まで。15文字×2段の30文字が映像を見やすい文字数になります。
自作ムービ―によくある文字だらけの写真。写真に思い入れが強く文章が長くなってしまう気持ちよりも、見ているゲストへの配慮を優先しましょう。
全ての写真にコメントを付けなくてもOK
写真に何もエピソードが思いつかなければ必ずしもにコメントを表示する必要はありません。複数枚に渡って1つのコメントでも構いません。
例えば、2人パートでの旅行の写真。まとめて写真をパラパラと短めに表示しながら「旅行にもたくさん行ったね」と1行コメントを表示すればそれで事済みます。
文章は全体のストーリー構成だと思ってください。1枚1枚独立した文章より、全体的に作文を書くようなコメント構成になるよう文章構成を考えましょう。
ゲストへのお礼は何回もしない
写真が表示される度に映っているゲストへ感謝のコメント(メッセージ)を長々と書いてしまう人がいます。
これでは生い立ちムービーという本来の意味から逸れてしまいます。ゲストへの感謝の言葉は最後にまとめて一言で十分です。
文字は太めのフォントを選ぶ
当日披露宴会場でのプロジェクター上映という特徴から、太めのフォントを使用しましょう。
自作の場合「細い明朝体がオシャレだから」という理由で明朝体で小さい文字を使用される方が多いですが、明朝体など文字が滲んでしまい読みにくくなる可能性があります。編集で文字にシャドウをかけたり枠線を加えられる方は問題ありませんが、自作の場合、その辺りまで手が回らないことがほとんどです。
結婚式を挙げるカップルの一番の想いは「ゲストに喜んでもらいたい」だと思います。太めのゴシック体でもおしゃれなフォントはたくさんありますのでWeb検索してみてください。
句読点「、」「。」は取る
知っている方からすると「あ~知らないんだな」と思われてしまいます。忌み言葉と呼ばれるもので、その場にふさわしくない縁起の悪い言葉と言われています。
絶対に守らなければダメ!ということはありませんが、古くからの婚礼の通例となります。人によっては気にされる方もいるのでルールを守っておいたほうが無難です。
句読点は「区切れ」「終わり」を意味します。婚礼の通例上、句読点「、」「。」は省きましょう。
- お忙しい→おいそがしい
- 繰り返し言葉(ますます・まだまだ)を使わない
記号や顔文字は少なめに
映像内のコメントに使用する程度では問題ありませんが、映像最後のゲストへ向けたメッセージに顔文字・絵文字・ゎを使うのは止めましょう。
「本日ゎお忙しい中来てくださりありがとうありがとうございます(^-^)/」
こんな文章を見てしまったら「この夫婦は大丈夫か?」と思われてしまいます。こんな人いるの?と思われるかもしれませんが実際にいました。文章に自信がない場合は、プランナーに確認してもらいましょう。