スケッチブックリレーとは?
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スケッチブックリレーって何?
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披露宴の余興演出の一つです。友人から新郎新婦へのメッセージをスケッチブックに書いて、次の人次の人へとリレー形式に渡して行きます。それを編集して1本の映像にし、実際にメッセージを書いてもらったスケッチブックを当日プレゼントするというムービー演出です。
当日余興と違って練習の必要もないので、スケッチブックリレーは手軽にできる余興演出としてオススメです。
2.スケッチブックリレーに必要な素材
3.撮影に関してのアドバイス
4.編集に関して抑えておくポイント
5.スケッチブックリレー(番外編)
6.スケッチブックリレー制作期間の目安
自作余興映像「スケッチブックリレー」の作り方
作り方は簡単!スケッチブックに新郎新婦へのメッセージを書いて撮影するだけ。
参加人数が多ければ多いほど新郎新婦の感動も倍増します。
スケッチブックリレーに必要な素材
- スケッチブック・マジックペン
- 映像編集ソフト
- 撮影用ビデオカメラ
スケッチブック・マジックペン
スケッチブックとマジックペンはメッセージを書く際に使用します。友達にお願いして新郎新婦へのお祝いのコメントと共に簡単なメッセージを書いてもらいましょう。
◉文字は大きく短文で
文字だらけにならないように書いてもらいましょう。DVDにした時に読めなくなってしまいます。
◉動きが見やすい映像を作る
映像撮影の際にメッセージ入りのスケッチブックを画面の左から右へ動かすことで「繋がり感」が生まれてより感動的な映像になります。また、動きも出て見やすい(飽きにくい)映像になります。
映像編集ソフト
「映像編集ソフト」は何でも問題ありあせんが、汎用性の高いものを使用しましょう。ただし、クオリティーにこだわり始めると無料ソフトなどでは対応しきれないことがありますので注意が必要です。
撮影用ビデオカメラ
撮影用ビデオカメラはメッセージを撮影する際に使用します。使用するカメラはスマホで十分です。
スマホで撮影する時は必ず横向きで撮影しましょう。
撮影に関しての5つのアドバイス
友人や新郎新婦に関係のある人達にお祝いのメッセージ映像をお願いしましょう!撮影する前に気をつけるポイントは5つです。
- 撮影時は収録前後に間を取る
- 声を張って撮影する
- スマホで撮影する場合は横向き
- 素材撮りをすると編集時に役立つ
- 撮影行かずに素材を集める方法
撮影の際はスケッチブックを画面の左から受け取り(スケッチブックを画面の左から受け取り)→メッセージを喋った後→右へ渡す動作を演技してもらう、と編集の際にうまく仕上がります。
撮影時は収録前後に間を取る
編集を考慮して撮影開始時と撮影終了時は数秒の間を取ってください。
「録画開始合図から心の中1、2、3、と数えてから演技をしてください」と演者に伝えます。そうすることで編集の際に作業がスムーズになります。
録画スタートと同時に演技を始めてしまうと、繋がりがスムーズにいかず、編集で苦労することになります。
同様に、演技終了後も「すぐ動かす、動作が終わった状態で1、2、3、と数えてください」と演者に伝えましょう。その間にカメラの録画終了ボタンを押します。
声を張って撮影する
撮影時は周囲の雑音が入りやすいので、なるべく大きな声で発声しましょう。
通常の会話の音量で話すと音声が聞き取れない場合があります。
撮影時には「声を張って喋って」と演者に伝えましょう。
スマホで撮影する場合は横向き
縦向きで撮影すると、編集の際に画面のサイズと合わず、実際の上映時とても小さく表示されてしまいます。
スマホで撮影する時は必ず横向きで撮影しましょう。
カメラは三脚を使うのが一番よいですが、無い場合は極力カメラを動かさないように意識して撮影しましょう。
素材撮りをすると編集時に役立つ
編集の際に、曲の間奏や間が持たない時などに便利な素材として使えます。
撮影時に編集用素材として皆さんに笑顔で手を振っているだけの映像を貰っておきましょう。
編集する時のことを考慮しながら撮影に臨むと後々非常に効率よく作業が進みます。
撮影行かずに素材を集める方法
友達自身に撮影してもらって動画をメールで送ってもらいましょう。
もしあなたが幹事であれば、毎回足を運んで撮影しに行くのはかなりの労力です。「こういう風に撮るんだよ~」という説明さえすれば、海外にいる友達からだって映像をもらえます。
編集に関して抑えておく3つのポイント
編集は操作方法を知っているならまだしも、これから操作性を覚えて編集するとなると、思っている以上に時間も労力もかかってしまいます。
時短できるところは効率よく、後から大惨事にならないよう事前確認が必要なことは調べておきましょう。
- 撮影素材の整理は編集前に
- 細かい編集は後回し
- 式場フォーマットは事前に確認
撮影素材の整理は編集前に
料理と同じです。下ごしらえをしっかりすれば、調理時間短く、味も美味しくできあがります。撮影素材を編集前に整理しておきましょう。
後々分からなくならないようを表示する順番にデータ名を変更しておくと編集時に迷わず便利です。
使用する素材をその都度読み込むのではなく、全て揃った時点で編集をスタートします。
細かい編集は後回し
冒頭より細かく編集しても、後々音楽のタイミングや動画の順番などを変更する可能性が発生します。
最初から細かな編集を始めるのではなく、使用する素材を全て並べて一度全体像を把握します。そうすることでコメントの順番など修正が必要な部分が分かりやすくなります。
100%の仕上がりで最初から編集を進めるより、荒く編集して全体を把握してから細かく仕上げる方が効率がよいです。
式場納品ルールは事前に確認
式場のルールに合わせてDVDを作りましょう。
画面サイズやDVDの焼き方、盤面印刷、式場それぞれにルールがあります。
間違えてしまうと当日上映できないこともあります。後々修正するのは非常に大変です。事前に式場に問い合わせましょう。
スケッチブックリレー(番外編)
マルチ画面スケッチブックリレー
編集がとっても大変なのであまりオススメできませんが、スケッチブックリレーの番外編としてマルチ画面スケッチブックリレーというものがあります。
もし、マルチ画面スケッチブックリレーを考えているのであれば、細かな撮影が重要です。ストップウォッチでそれぞれの撮影時間を計りながら撮影します。「編集でどうにかなる」と思って、適当に撮影すると100%心折れます^^;
また、通常のスケッチブックリレー以上に緻密な素材整理が必要です。編集素材が分からなくならないように撮影番号を付けておきます。
撮影の際に画面に該当撮影番号を用紙で一緒に撮影しておくと編集の際に間違わなくなるので便利です(映画などで使用するカチンコと同じ役目)。
スケッチブックリレー制作期間の目安
土日しか作業ができないのであれば、撮影から編集まで早くても1ヶ月程度時間を要するかと思います。
「今回が映像編集初めて」という方は更に時間がかかります。
番外編マルチ画面スケッチブックリレーの場合は1ヵ月ではできないかもしれません…。
友人たちからの自作映像が嬉しいのはもちろんですが、制作に不安があるのであればプロに依頼するのも一つの手です。
スケジュールから考える自作か業者発注か
現時点で挙式まで1ヶ月切っている場合は、自作よりも業者に頼った方がよいかもしれません。
制作代金÷制作者人数で割って業者に頼むか、やっぱり自分たちで作るかの境は挙式1ヶ月前です。
制作代金を割勘すればさほど高額ではないので、自分たちの休日を犠牲にすると思えば検討してみる価値はあると思います。ご相談頂けると幸いです。